イケメン速報(仮)

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アイドルにおける「卒業」という言葉は辛いって話

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こんにちは、ゆずきです。

 

今回はアイドルの卒業とヲタクの話です。

 

アイドルヲタクを続けていれば、避けては通れない「卒業」

 

アイドル自身にとっても避けては通れないものかもしれません。

 

先日、ブログでも紹介したことのある「ハッピーくるくる」のきのこさんが卒業しました。

ikesoku.hatenablog.com

 

以下、アイドルの卒業について色々とごたくを並べたいと思います。

 

 

「卒業」と「脱退」

まずはアイドルにおける「卒業」とは一体何なのかを考えてみたいと思います。

 

アイドルがグループを抜けることを「卒業」と初めて表現したのは「おニャン子クラブ」と言われています。

 

おニャン子のテーマに即したボキャブラリーの使用というわけです。

 

そして「卒業」表現をメジャーにしたのが「モーニング娘。」です。

 

新メンバーが加入したり、脱退したりが激しいこのグループで、脱退をオブラートに包んだのが「卒業」という表現だったのでしょう。

 

今とは違いTVが主戦場だった当時、人気メンバーの脱退という損失を隠せるいい言葉だったと思います。

 

戦国時代といわれる現在、アイドル業界でいう「卒業」は「本人の意思を尊重した前向きな脱退」と私は解釈しています。

 

逆に後ろ向きな脱退を「解雇」「契約終了」と解釈します。

 

つまり、脱退の中でもポジティブなものが「卒業」ということになります。

 

ただ、この「ポジティブ」はあくまで辞める人視点で、多くの運営・ヲタクにとってはネガティブなことだと思います。

 

「卒業」の言葉が生んだ闇

さて、表面上ポジティブに捉えられる「卒業」という言葉が逆説的にヲタクを苦しめます。

 

前提としてヲタクはアイドルちゃんのことが好きです。

 

だから卒業まで全力で応援するし、地方の小さなライブハウスまで遠征するし、海外までも行ってしまいます。

 

まったく同じCDだって買います。

 

そこまで尽くしていたヲタクたちに対して、ある日「卒業」が突き付けられます。

 

ある者は立ちつくし、ある者は泣き、ある者は運営にクソリプをします。

 

ここで「卒業」という言葉が強力な力を持ちます。

 

「『卒業』はあくまで前向きなものですよ」というニュアンスが押し出され、健気なヲタクたちは一度はその事実を受け入れざるを得ない状況に陥ってしまうのです。

 

そして、「学業優先のため」「進路のため」などで「卒業」したアイドルは、彼氏と一緒にいるところを目撃されてしまうのです。

 

ヲタク達は「学業と言っておいて結局男かよ」と文句を言います。

 

前向きな「理由」と「卒業」というポジティブな言葉で抑えられていた負の感情が一気に崩壊してしまいます。

 

そして、5ちゃんに悪口を書かれます。

 

前向きな「卒業」のイメージが一気に崩れ去ってしまったのです。

 

「卒業」というオブラートは用法・用量を守ろう

「卒業」という言葉は辞めていくアイドルを守るための優しい嘘な訳ですが、

 

小柳ゆきも言っていたように「優しい嘘なら要らない」んです。

 

素直に「脱退」でいいですし、理由だって「一身上の都合」とかでいいと思います。

それなら彼氏と歩いても全く問題ないわけです。

 

言葉の意味と現象の乖離が一番ヲタクをモヤモヤとさせます。

 

反対に言葉と現象が一致していれば、スッキリとその後の活動を応援できます。

 

たとえば、ももいろクローバー早見あかりさんも「脱退」して何の問題もなかったわけですし、むしろ彼女は「脱退」して女優として頑張っています。

「脱退」には負の意味も正の意味もない、現象としての意味がメインなので問題がないのです。「脱退」したから別のフィールドで活躍しているのです。

 

逆に同じももクロの有安さんは「卒業」して、アロマのお勉強や、ネイルアートの勉強をしています。早見さんと同じく、アイドルとは全く別のジャンルです。ももクロを「辞めて」、別の活動をしている。

 

「卒業」って「業を卒(おえる」ってことだよね?

まだグループは続いているのに?終わったの?修了したの?おーい!

ってなりません??

 

ももクロを脱退して普通の女の子になった有安さん」の方がしっくりきません?

 

 

 

「卒業」という言葉がアイドル業界で「脱退」を意味する慣例となっていたとしても、どうしても私は違和を感じてしまいます。

 

そもそも運営側も、意味なんか気にして「卒業」を使っていないと思いますし、私も今では「卒業⇒脱退」と変換して認識しているので、そこまで問題ないのですが、気分の問題です。

 

そのグループの契約が終了したなら「卒業」で納得するよ!

でも途中で辞めたくなったんなら「中退」でしょうよ!

変にかっこつけるなよぉぉぉぉ!!!!!!

 

つまりは、結局は、きれいに辞められないのに「卒業」を使わないでほしいということです。

「卒業」を使うなら、今後何があっても納得のできる理由とともに「卒業」してほしいんです。

きれいに辞められないなら、「きれいに辞められません。ごめんなさい。脱退します」って言ってほしいんです。

 

結論

アイドルが「卒業」するのも「脱退」するのも悲しい。

だからヲタクはいつ居なくなるか分からない人間を後悔しないように応援する。

だから辞める時にモヤモヤさせてほしくない。

「卒業」の理由は「他にやりたいことができたから」。

これで決まりにしましょう!!!!!!!!!!!!!!!

 

 

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